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  • 執筆者の写真〝美根〟 STAFF

「バスタブ・タイムワープ」2022年9月28日 配信


配信サイト一覧 https://linkcloud.mu/cb61870b

MusicVideo https://youtu.be/7V9IN6MLccw

2022年5月25日配信の「零れる光」が決意表明の曲ならば、8月23日発売の「本当は人魚」は〝美根〟の世界のお披露目、そして「バスタブ・タイムワープ」は美根の世界への招待です。 【本人コメント】

誰かのことをとても大切に思うとき、同時に私の中にたくさんの瞬間のもろさが押し寄せて、いずれやってくる別れの時を考えてしまう。もしその時が今やってきたら?もう無闇に悩んだり寂しさを感じたりすることはない、囚われなくて良いんだという気持ちと、時間を忘れて、何度も二人の思い出を繰り返し思い描く頭の中。洗い流そうとしながら、窓の外では時間が流れて変わっていく記憶の景色をバスタブの中から見続けているような、矛盾した姿を思い描いて書きました。何も解決できなくても、どこへも辿り着けなくても、ここで巡り続ける思い出の中で、今はただ身を委ねて。


サウンドも、ひとりぼっちの世界からだんだんと頭の中や思いが広がっていくような景色を感じてもらえます。少し冷たさを感じる機械で作られた音と、豊かでふくよかな音、そしてさらに世界に没入できる音を打ち込んで、思いと世界を重ねました。バスタブの中から、めぐる世界と混沌とした気持ちがどこまでも深く湿度を持って広がるサウンドになっています。この曲に身を任せてほしいです。

~光あるものは光ある物を友とす~ by〝美根〟 「バスタブ・タイムワープ」作詞・作曲:美根  編曲:美根 夜が明けても 私だけ 昨日の抜け殻

朝日に光る バスタブ 洗い流してく


しゃがんで気づく ひざの青あざ 窓の外は乾いた雨上がり

毎日をここで乗り過ごす 一秒ごとに夏生まれの君とさよなら


タイムワープの中で 離れたい 君との時間から

「行かないで」ともう言わなくていいんだ

タイムワープの中で いつの間にか今日も夜に降り立つ

泡だらけの体 花火でキラキラ 花火でキラキラ


二人の炎は消えないと 疑わなかった

どんな夏も 燃える星を ここから見上げてた


首筋をなぞる ふやけた指で 脈打つ場所 乾かないまつげ

毎日がここにこびりついて 一秒ごとに夏生まれの君が微笑む


タイムワープの中で 離れたい 君との時間から

「会いに来て」ともう言わなくていいんだ

タイムワープの中で いつの間にか今日を昨日に忘れて

泡だらけの体 朝日でキラキラ 朝日でキラキラ


タイムワープの中で 温かい二人の時間…


タイムワープの中で 離れたい君との時間から

「愛してる」ともう言わなくていいんだ

タイムワープの中で いつの間にか今日も夜に降り立つ

泡だらけの私 花火でキラキラ 花火でキラキラ



Vocal & E.Piano, Sound Track;〝美根〟

Bass;カナミネケイタロウ

Percussion & E.Drums;大塚雄士

Violin;武藤祐生

Rec&Mixed engineer:宮崎秀一

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